みなさん、こんにちは!
今日もhotひと息を!管理人のマーシーです!
昨日とあるテレビ番組を見ていたら、出演者がこう言っていた。
「会社の飲み会なんかで最後に『一本締め』ってやることあるでしょ?あれかなり恥ずかしいと思わない」
この発言を聞いた時、瞬時に頭をよぎった。「確かにめちゃめちゃ恥ずかしい。てゆーかあれいらんやろ」と。
「よ〜っ!パン!」ってやつ。会社や仕事の不満をぶちまけたオヤジたちの締めのやつ。
僕も会社の忘年会なんかで、やらされることがありますが、あれノリノリでやる人なんているんでしょうか。確かに一本締めやったら「終わる感」があるので、会社の飲み会など”嫌な付き合い”の際は、助かる儀式ではあります。「やっと帰れる」と。
一本締めともう一つ「三本締め」ってあるけど、何が違うやろね。この二つの違いや意味、使い分けが気になりました。
●一本締めと三本締めの違いは?
一本締めと三本締めの違いって、「よ〜っ!パン」と「パパパン、パパパン、パパパン、パン!×3」の違い?
でも「パパパン〜」やったら三本どころか、10本締め×3で30本締めになるんちゃうの。
そんなに締めなくても良いと思うので、本当の所はどういうものなのか?調べてみたところ、「一本締めは三本締めを省略したもの」というのが二つの違いでした。
●一本締めの意味は?
一本締めが三本締め「省略Ver」ということが判明。てことは三本締めが「木村拓哉」で一本締めが「キムタク」。三本締めが「省エネルギー」なら一本締めは「省エネ」。これ以上はもうやめときます。
一本締めは省略したものということなので、内輪だけの集まりでの最後やお客さんがいない祝いの場などでの締めに使うものなんやって。
ちなみに「よ〜っ!パン」ではなく、「パパパン、パパパン、パパパン、パン!」が本来の一本締めということでした。「よ〜っ!パン」は『一丁締め』と呼ぶそうです。
●三本締めの意味は?
正式版が「三本締め」なので、一本締めのそれとは違い、こちらが正式な手締め。
「いよーお!」
パパパン、パパパン、パパパン、パン!
「よっ!」
パパパン、パパパン、パパパン、パン!
「もう一丁!」
パパパン、パパパン、パパパン、パン!
これが三本締めです。威勢がいいですよね〜。人によっては気分が高まります。
正式なものなので、結婚式や形式ばったイベントの際は三本締めをするのが正しいようです。三回するのにはきちんとした意味があり、一本目は主催者、二本目は来賓などお客さん、三本目はそのイベント、このようにそれぞれへの感謝や労をねぎらうという意味だそうです。
一本締めにも三本締めにも両方に言えることですが「パパパン」を三回して、最後に「パン」と一回手を叩く理由は、3×3=9(九)でそこに一回(一)を足すと、「丸」になる。「丸く収まる」という洒落っ気たっぷりの意味を持つからということでした。日本人はいつの時代もダジャレが好きです。
オヤジギャグをバカにするなかれ!一本締めと三本締めから教えられた気がしました。
●一本締めと三本締めの使い分け
その会合が、カジュアルなものなのか?フォーマルなものなのか?で使う方を変えるのがよいということ。
一本締めを使う方が良い場所は、
・(会社の)忘年会
・(会社の)新年会
・(会社の)バーベーキューイベント
など「参加するのが嫌なもの」を多くあげてしまいましたが、比較的気軽に参加するものの締めで使うということですね。こういうイベントは、ちゃっちゃっと締めて早く帰りたいものです。
それ以外では三本締めを使った方が「ちゃんしたイベントが終わった感」が出て良いのではないでしょうか?
これからは居酒屋などでとなりの座敷から「一本締め」が聞こえてきたら、「やっと終わったんやな。ご苦労さん」と、心の中で若手社員たちの労をねぎらってあげるようにします。
最後まで読んでいただいたあなたのために、心の中で極上の三本締めを鳴らしておきます。それでは今日はこの辺で。
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